断熱材の種類によって違う効率
天白区焼山の家ですが、断熱材の充填工事が終了しました。
断熱材とは、簡単に言えば、
外の熱を室内に伝えにくくする為に壁の中に入れる材料です。
一般的にはローコスト住宅では安価な為、
グラスウールというガラス繊維でできた断熱材を使うケースが多いかと思いますが、
これは家の湿気を含んでしまい、
カビの原因や木材に良くないと言われている為、
当社では断熱材に↓の写真にある「ウレタン」を使ってます。
当社のように高気密、高断熱(次世代省エネ住宅)を語るには
この断熱材に何を使うかで
かなり家の性能(住み心地)に違いが出てくるんです。
このウレタンってあまり聞きなれないかと思いますが、
身近なところでいえば、冷蔵庫の中やキャンプなどで使うクーラーボックスなんかに
ウレタンが充填されてるんです。
どちらも、外気が熱くても、
中までその熱を通さないようにウレタンで熱を遮断(断熱)してるんです。
そうすれば、冷蔵庫は少ないエネルギーで冷えるし、
クーラーボックスは何回も氷を変えなくてすみますから効率がいいですよね。
そう、家もこれと同じ考え方なんです。
どんなに冷房しても暖房してもこの断熱材の性能が劣ると
外の熱が壁を伝わり室内に入ってきてしまうので、
冷暖房の効率が悪く電気代もかさみエネルギー消費量が増え、
お財布にも環境にもよくない結果になるんですよね!