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2009.08.08

名古屋市天白区焼山分譲住宅「建前(上棟)」ブログ更新

名古屋市天白区焼山分譲住宅A棟「建前(上棟)ブログ」

 

8日(土)に名古屋市天白区焼山分譲住宅A棟の建前が無事に終わった。

建前(たてまえ)それは木造軸組住宅において最大のイベントと言っても過言でない作業です!

 

DSC_0541.jpg

 

建前とは出来上がった家の土台の上に柱を立てていき、次に柱と柱を梁(はり)でつないで、

最終的には屋根で最も高い部分の部材である棟木(むなぎ)を取りつけるという作業なんです。

 

DSC_0533.jpg

建前は木造住宅で最も大掛かりな作業なんです。この作業で家の骨格がはっきり出来上がり

家がはっきりとした形となる瞬間ですから、まさに記念とも言える作業なんです。

無事に棟木が取りつけられると、上棟式(じょうとうしき)と呼ばれるお祝いをしたりします。

ちなみに明日上棟式をやる予定です。

 

少し話しを戻しますと、建前を行う際にまず行うこと、それが土台に柱を立てていく作業です。

当たり前ですが柱が無ければ、水平に取りつける部材である梁(はり)を取り付けられません。

ですからまずは柱を立てていくことから始めます。

 

DSC_0504.jpg

柱には凸状の部分があり、土台には凹状の部分がそれぞれあります。これを利用して土台に柱を立てます。

柱が倒れないようにしっかりと土台の穴に柱を押し込んでいきます。ぎゅう~っと押し込んでいきます!

 

上記の写真のように家の土台に次々に柱を立てていきます。

この作業は柱を土台の穴に差し込んでいくだけですからすぐに完了します。

ですからこの作業をあらかじめ建前の前日からすでに行っている大工さんも結構います。

 

家の垂直材である柱を土台に立てると本格的に建前を開始する準備が完了したと言えます。

 

これでいよいよ家の水平材である梁をとりつけることが可能となったわけなんです。DSC_0536.jpg

 

床を組み立てる作業にうつります。家の外周部の構造材である胴差し(どうざし)や床を支える為の床梁を組み立てていきます。

建前は木造軸組住宅において最も大掛かりな作業ですが、作業自体は実にスピーディに行われます。家の大きさや大工さんの人数にもよりますが、大抵の場合は建前は1日から2日で終了します。

胴差しや床梁の取りつけを行い家の外周部分の骨組みを行い接合金物を取りつけ完成です。

 

DSC_0545.jpg

 

一般的には分譲住宅を販売している業者はコスト的に地鎮祭や上棟式を行わない場合が

多いのですが弊社はやはり昔からの伝統や仕来りを守っていきたい。

 

地鎮祭にしろ上棟にしろその土地や大工さんなどに

工事の安全や感謝の気持ちを伝える大事な行事。

 

沢山の人が関る家造りだからこそ、このような行事は大切にしていきたい。

 

 
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